福祉科目「援助コミュニケーション技術」では、相談援助の技術を身に付けるために、イヌバラ法を使ってロールプレイをおこなっています。
イヌバラ法は「散歩に連れて行ってくれないことに悩む犬」や「水をくれないことに悩むバラ」のように、人間以外のものになりきって相談をします。
「メラビアンの法則」によると、ひとはコミュニティを取るとき、言語情報は7%、聴覚情報は38%、視覚情報は55%の割合で相手のことを理解しているといいます。ですので、面接を進めていくときには、非言語的コミュニケーションのチャンネルにも目を向けて進めていきます。
最初は面白い設定に笑ってしまって面接が進展をしないこともありましたが、時間が経つにつれて段々と真剣な顔に。最初はイヌになりきっていたのが、徐々に自分の悩みも反映されてくるので、面接が終わったころには少しすっきりした表情をしている生徒も。
これからも、信頼関係を結ぶこと、主訴を明確にすることを目指して、援助に関するコミュニケーション技術を学んでいきます!!