令和6年度3年次「卒業研究」の最終発表会を10月25日(金)に実施しました。
1年次の「産業社会と人間」から探究の方法について少しずつ学んできた本校の探究学習の集大成です。最初は探究のための情報収集として、信頼のおける情報源を確認することから始めたことを考えると、探究のループを何度も回して少しずつレベルアップしたと実感します。
卒業研究では先行研究を丁寧にあたり、リサーチクエスションを立てて研究手法を検討して調査・実験してきました。
当日は1,2年生や保護者の方、調査でお世話になった方など多くの参観者の前で発表にのぞみました。自分の学びの成果として立派に発表をしていました!
研究テーマを見ると、筑坂の探究活動が実に「個性」や「多様性」に満ち溢れているかがわかっていただけるかと思います。
【研究テーマの例】※他にもたくさんの研究テーマがありました!
◆少子高齢化地域における子どもの居場所の必要性
~小学生を対象とした農業体験を通して~
◆ペルオキシダーゼ触媒によるルミノール反応の利用 ~野菜の成長評価~
◆入間川サイクリングロードにおける新たな利活用の提案
◆フレイル予防へのアプローチ ~菓子の開発を通して~
◆小売店における売れ残りの削減に効果的な販売方法とは -消費者ニーズの分析から-
◆光の色がタイピング作業に与える影響~作業効率と正確性に注目して~
◆小学生を対象とした文章完成法を用いた福祉理解教育の効果
◆日本の難民問題に関する一般市民の認知度と意識向上のための取り組み
◆様々な地域資源から探る観光・地方創生の分析 ー千葉県君津市久留里地区を事例としてー
◆陶器ごみを使った陶土と瀬戸貫入土の曲げ強度の違いについて
◆ご当地キャラクターのデザインと動作の違いによる印象は、若者の地域愛着形成にどのように影響するのか