本校1年次生の小田島誠慈さんが、日本語検定委員会が主催する第16回「日本語大賞・高校生の部」で文部科学大臣賞を受賞されました。
小田島さんは、本校入学前はドイツに在住されていました。
現地でベルリンの壁に触れた際に感じた心の揺れ動きや、共生社会の創造に向けたご自身のこれからの夢を叙情的に表現されました。
全校集会での表彰後、クラスメートの前で作品を発表していただきました。
小田島さんが投稿された作文は、下記HPで公開されています。
第16回「日本語大賞」審査結果 | 表彰 – 日本語検定
また、小田島さんからの受賞に際してのメッセージを頂きました。
改めてご受賞、おめでとうございます!
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今回の作文は、縦糸と横糸によって一枚の布が織られるように、「多様性」という糸と「共生」という糸が互いに折りなす社会のあたたかさを想像しながら書きました。しかし、これは日本の外だけが舞台の話ではありません。私が在籍するSGクラスをはじめ筑坂にも様々な背景を持つ人たちがいて、この1年を通して「仲間」になる体験をしてきました。これからも筑坂でしか学び得ないことの中での喜びと難しさを味わっていくと思いますが、不思議な仕方でめぐり逢ったみんなと一緒に社会を「そうぞう」していきたいです。