2年次生大貫流音さんが、スタンフォード大学が日本の高校生に提供しているe-learningプログラムである「Stanford e-Japan」の2019年春学期を修了し、最優秀生徒賞Winner Awardを受賞しました。来年夏にスタンフォード大学で行われる授賞式に招待されることになっています。
★以下、大貫さんからのメッセージ
私は2019年4月から8月にかけて、Stanford e-Japan programに参加しました。コースワークと論文が認められ、最優秀生徒賞を受賞しました。
同プログラムは、アメリカのスタンフォード大学が提供するオンライン講座です。ユニクロの柳井正財団のサポートを受けて、毎年春と秋シーズンに開講されています。日米関係を政治や経済、企業家精神、教育や野球といった様々な角度から学びます。オンライン講義、テキスト、宿題、オンライン掲示板ディスカッション、バーチャルクラス(リアルタイムのオンライン授業とディスカッション)で構成されるこの講座は、すべて英語で行われました。講師はスタンフォード大学の教授をはじめ、各分野の最前線で活躍する実務者など、幅広い専門家達です。
参加したのは北海道から沖縄まで、日本の高校生28名です。誰でも知っているような超名門校の生徒が多く、付いていくのが大変でしたが、様々な経験や知識を持った彼等から多くの感銘を受けました。
コースの終わりには、学んだことをもとに自分でリサーチし、論文を提出します。私は、筑波大学や信州大学の研究者に協力していただきながらリサーチを進め、 “ U.S- Japan Drone Technology Collaboration and Its Application to Photocatalytic Technology to Resolve Air and Water Pollution”(日米ドローン技術連携と光触媒&への応用:大気・水質汚染解決に向けて)というタイトルの論文を提出しました。
Stanford e-Japanでは、様々な角度からの考察や意見、論理構築、知識を得ることができました。また、第二次世界大戦前にアメリカに渡った日本人(日系人)が、今日まで日米関係の要としての役割を果たしてきている、ということも学びました。
非常に魅力的なプログラムなので、より多くの筑坂生が参加することを願っています。