本校では、1年次の3月に校外学習を実施しています。現2年生も昨年度の3月に国内校外学習を実施する予定でしたが、世の中の状況を踏まえて延期していました。今回、新型コロナウイルス感染防止に努めながら、延期されていた国内校外学習を実施します。2年次コア科目である「T-GAP」の学びにつなげられるように、地域で社会課題に取り組んでいる方にお会いしたりそれぞれの地域の魅力を発掘したりする活動を、長崎・長野・静岡・山梨の4つのコースに分散しながら実施しています。

長崎県西海市コースは、16日に校外学習を終えました。

初日の「平和」について考える学習から、無人島や古民家カフェ、民泊などを活用した西海市の地域活性化の取り組み、最終日の長崎の経済発展と生活向上に貢献したド・ロ氏を中心とした出津集落での学習まで、長崎の地域社会の歴史と課題、そして未来を学んだ２泊３日でした。

長崎で得た一次情報と思い、感じ、考えたことを、「当事者」として生徒が今後の学習にどう活用していくのか、楽しみです。