【2年次校外学習】長崎県西海市(7月12-14日)

2週間ほどお待たせしてしまいました… 長崎は西海市(+長崎市)からのご報告です。
長崎は事前の希望調査でぶっちぎりの一番人気。
「地域資源を生かしたまちづくりフィールドトリップ」をテーマに、地域課題を解決していくためのヒントを得るべく、民泊事業やド・ロ神父の取り組みを体験・見学しました。

【1日目】
長崎空港に到着して最初に向かったのは長崎市にある平和公園です。
モニュメントに込められた想いや当時の凄惨な様子を地元のガイドさんに解説していただきながら、高校生の自分達にできることはなにかないのかと考えを巡らせました。
この日はうだるような暑さでしたが、生徒たちは滝のような汗をかきながらもガイドさんの言葉へ必死に耳を傾けていました。

【2日目】
2日目の午前、向かった先は無人島事業“大村湾~無人島~滞在記「田島」”を運営する株式会社大村湾リゾートの田島事務所です。
実際に亀浦港から船で無人島へ渡り、散策をした後はスタッフの<たっくん>からお話を伺いました。
無人島事業を始めるに至った経緯や現状などを教えて頂きました。
また、元々営業職をしていた<たっくん>からはT-GAPに取り組む筑坂生へ、地域や人の懐に入っていくための秘訣を伝授してもらいました。
そして、一番伝えたいことは「大人ってめちゃくちゃ楽しいよ!」ってことでした。<たっくん>ありがとう!

無人島を後に…有限会社山﨑マークの運営するカフェでその名はホゲット。
一般社団法人山と海の郷さいかい代表理事の橋本さんと山﨑マーク社長の山﨑さんのお二人からは西海市の日常風景や地域交流の取り組みについてお話を伺いました。
お二人が活動していて気付いたことは下の3つだそうで…

① 自分たちが地域の魅力を知り倒していたわけではなかった
② 場があると“うず”が起こりやすい
③ 自分たち自身が楽しんでやることこそが大事!

すべてがそのままT-GAPの活動に直結するポイントですねぇ。
①の話はちょっとネットで調べたり他人から聞いただけでは足りないからこそ、その場所に足を運んで一次情報に触れることが大事ってことですね。②の話はもっと深く伺いたかったです、残念。③の話は本当にその通りです。楽しくなくっちゃ続かないし、何より他人を巻き込
めない!

お話の後はグループ毎に民泊家庭へ。沢登りや蛸壺漁、ピザづくりと西海市の自然を満喫したようです。教員は参加できなかったのが無念でならない。

【3日目】
最終日は旧出津救助院関連施設を見学しました。
フランス人宣教師ド・ロ神父の取り組みは、当時の出津が抱える課題の解決そのもの。
言葉も通じず、文化も何もかも違う異国の地で如何にして人間関係を構築し、課題を解決して行ったのかを伺いました。