令和4年度夏季オーストラリア研修プログラムについて
コロナ禍の影響を受けて実施を見合わせていた夏季オーストラリア研修プログラムですが、オーストラリア側のCovid-19に対する検疫が緩和されたことも追い風となり、去る8月7日(日)から8月13日(土)まで6泊7日の日程で、3年ぶりに実施をしました。日豪両国でまだまだCovid-19の感染者数が落ち着かない中での実施は、常に新型コロナウイルスに対する感染リスクとの背中合わせでしたが、参加生徒の意識の高さと自覚ある行動によって、誰一人の感染者を出すことなく全プログラムを修了することができました。
今回のプログラム実施にあたり、「多国籍国家のオーストラリアで、日本ではできない経験」を通して、自己の見分を広げ、能力を開発する機会することを目的として設定しました。海外生活、海外大学、環境・自然などのステージに、以下のような様々なプログラムを実施しました。
1日目 8月7日(日)
成田20:30 ⇒ メルボルン 07:55(8日) 日本航空773便(JL773)
2日目 8月8日(月)
メルボルンCBD(中心部)を舞台に、生徒自らの力だけでチェックポイントをめぐりプログラム。コミュニケーション能力、自己解決力、タイムマネージメント力などが問われる。
3日目 8月9日(火)
現役メルボルン大学生によるキャンパスツアー
テーマ別ディスカッション
地球温暖化について、人間と動物の共生について、食糧問題について、世界の海洋環境問題について
*英語によるプレゼンテーションのあと、メルボルン大学生とディスカッション
4日目 8月10日(水)
フィールドワークⅠ
Maru Koala Park…有袋類についての講義および観察
Phillip Island The Nobbies board walk …リトルペンギンの生息環境観察
フィールドワークⅢ
Phillip Island Little penguin colony…ワークショップ参加(ペンギンの巣箱作り・設置)、リトルペンギンの帰巣観察
5日目 8月11日(木)
Melbourne High School訪問…授業に参加、生徒会との交流
6日目 8月12日(金)
メルボルン 09:00 ⇒ シドニー 10:25 カンタス航空426便(QF426)
シドニー国際日本人学校訪問…「水」をテーマに、探求の学びを筑坂生がシドニー国際日本人学校の生徒と行った。
シドニー大学キャンパスツアー
現役シドニー大学生によるキャンパスツアーと意見交換
7日目 8月13日(土)
シドニー 08:15 ⇒ 羽田 17:05 日本航空052便(JL052)
参加した生徒の満足度は非常に高く「世界観が変わった。」「英語学習のモチベーションが上がった。」「海外進学を実現したい。」など、実際に渡航して体験したからこそ得ることができた思いを聞くことができました。プログラム終了後もリフレクションを複数回行い、研修内容の定着を図っていきたいと考えています。