【海外研修】夏季オーストラリア研修4日目

4日目のメルボルン研修では、名門・メルボルン大学のキャンパスを訪れる機会を得ました。

午前中、4人のTA(Teaching Assistant)のご協力を得て、大学の広大なキャンパスを散策しました。この見学の中で、メルボルン大学独自の教育システムの多くを学びました。特に、異なる学問分野の境界を越えて学ぶことが奨励されている学際的なアプローチやメルボルン・モデル(Melbourne Model)と呼ばれる学部レベルで広範な学問を学ぶ一般教養教育を提供し、その後専門的な大学院プログラムに進むカリキュラムには深く感銘を受けました。

午後には、我々の生徒グループが準備してきたプレゼンテーションの時間となりました。大学内のシアタールームでの発表では、日本とオーストラリアのウェルビーイング(Wellbeing)について、各グループがテーマとして選んだ「公共サービス」、「労働環境」、「自然と都市のバランス」などのトピックに焦点を当てて、熱心に発表を行いました。

驚くべきことに、TAからの質問は非常に洞察に富んでおり、それに対する生徒たちの回答とともに、討論は急速に白熱していきました。最終的には、討論が予定の終了時間を30分も超えるほど盛り上がりました。このような貴重な機会を提供してくれたメルボルン大学、そして時間を超えて議論を続けてくださったTAの皆さんに、心からの感謝の気持ちでいっぱいです。