【1年次・校外学習】タイコース・Day3

校外学習3日目は、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを展開されているバーンリムクローン農園を訪問し、4つの体験活動をおこないました。

農園に到着すると、冷えたココナッツが私たちを迎えてくれました。
取れたての天然ココナッツのウェルカムドリンクが私たちの喉を潤してくれました。
(取れたてのココナッツジュースは透明か否かで判断できるようです。今日はもちろん透明でした!!!)

1つ目の体験は、ヤシの樹皮の染料によるハンカチ染め体験です。
染料が植物由来のため、染料自体が土に還ることができ、持続可能な生産物であることに思いを巡らせてもらえたのではないかと思います。

2つ目の体験は、タイのデザートである「カノムトン」(パームシュガーの団子にココナッツの果肉をまぶしたもの)作りです。
「カノム」は「スイーツ」、「トン」は「煮る」という意味で、王朝時代から食べられてきたスイーツだそうです。
「アロイ・マー」なスイーツで、生徒たちはココナッツの果肉の食感を楽しんでいました。

3つ目の体験は、ココナッツの葉で帽子・おもちゃ作りです。
指導してくれる方が日本語の勉強をして迎えてくれたため、日本語を時折混ぜながら教えていただきました。


4つ目の体験は、ヤシの木は「根」以外は余すことなく使えることをレクチャーしていただきながら、実際にパームシュガーの基となるヤシの木の樹液を味見してみました。
実以外の、樹皮は染料、葉は屋根や伝統的なおもちゃに用いられるなど非常に優れた植物であることに感心させられていました。

昼食は、タイ風焼きそばの「パッタイ」を賞味しました。
現地では、バナナの花の茎(セロリみたいな味)をかじって一緒に食す文化があるようです。

4つの体験の後は、探究学習のフィールド調査です。
農園のスタッフの方々に、各グループが熱心にインタビュー調査やアンケート調査を実施していました。


最後に、お土産に低GI食品として知られるパームシュガーやココナッツのシャンプーなどを購入する姿が見られました。

バンコクに戻ってきて、夕食はタイ風すき焼きの「タイスキ」を頂きました。
そして、旅行会社の方からのご厚意で、今日が誕生日の人へのサプライズ・バースデーケーキ!
海外で迎える誕生日を全員で祝福しました。お誕生日おめでとうございます♪

校外学習も明日から後半戦に突入します!