筑波大学附属坂戸高等学校 SCHOOL GUIDE BOOK 2024
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時代をつくる筑坂生 |社会とのつながり04筑坂では、2019年度の生徒総会で、生徒から「制服と整容規定の見直し」を求める意見があり、生徒と教職員が一緒に改訂の論議をしてきました。その結果、以下の制服・整容(身だしなみ)規定が出来ました。(1) 学校生活にふさわしい服装と容姿を、状況や他者にも配慮して自身で判断すること。(2) 授業・実習・校外活動の際には、担当教員の指導に従うこと。    制服については、「学校が指定する日には標準服(制服)で登校する。その他の日の服装は自由とし、また標準服で登校しても良い。標準服で登校する日はその状況を考え、ふさわしい服装と容姿で登校すること。」となっています。これらは、年度末にふり返りの機会が持たれ、次年度以降に継承されていくか議論されます。生活目標「自由・自律・自覚」に基づき、他者や時と場など、様々な状況を的確によみとり、制服や整容の選択をする。そして、多彩な文化圏のバックグラウンドを持つ筑坂生の多様な価値観を尊重し、共に生きていく。それが、社会に生きていくということにつながるのだと、私たちは考えています。筑坂は、単に「自由な校則」の学校なのではなく、生徒1人1人が選択する力や社会への責任を校則からも考えることの出来る学校です。 未来を予測しきれない複雑な現代社会で、私たちはどう生きて行ったら良いのでしょうか。変化の激しい社会では、暗記する力だけでなく、社会に活きる力を身に付けて欲しいと考えています。そのためには、自身で選択できる力を付け、他者と協働しながら、「自分事」として社会課題と向き合って行く必要があります。筑坂には、こうした学びを実践できる場、ひと、空気・・・があります。時代の波に乗るのは簡単です。しかし、「時代をつくる筑坂生を育てたい」と私たちは考えています。社会に生きていく-生徒指導の取り組み-社会で生きていくということ。それは、自分だけでなく、他者と一緒に共に生きていくということ。01

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